« マシュマロの日 | トップページ | 個人的にGWなのです »

2009年3月22日 (日)

LOST IN TIME @Shangri-La

1ヵ月振りにライブを見に行ってきました、1週間前に(汗)
そのライブレポを。

2009年3月14日(土) 梅田Shangri-La
LOST IN TIME 「トライシクルツアー 2009」


やっぱり未だに思うのが、このロストインタイムに出会ってなかったら。
こんな風にネットで日記を書くこともなかったんやろなぁ~ってことです。
そんな意味でも、僕にとってはやっぱり大切なバンドの一つ。

今回のライブは、約2年振りのアルバム「明日が聞こえる」のレコ発ツアー。
この2年は途轍もなく長かったなぁ~と、個人的には感じてました。

この2年半で、ロストを取り巻くものは色々と変化して。
元々3ピースだったロストから、ギターの榎本っちゃんが脱退。
それと同時に、ベースボーカルだった海北君がベースを置いて、ギターボーカルに。
ギター、ベース、キーボードをサポートに迎えて、5人編成のバンドとなる。
と思ったら、キーボードの方が抜けて、4人編成でライブをやるようになり。
ギターのサポートメンバーが今の三井くんに代わって!
遂には、ベースのサポートしてくれてた有江さんもロストから離れることに。
そして、海北くんは再びベースを持った。
こうして、ベース・海北大輔。ドラム・大岡源一郎。ギター・三井律郎(THE YOUTH)
この3ピースバンドのカタチに辿り着いた。
改めて簡単にその経過を書いてみても、ホントに激変してたんだね~。
正直、その経過は見てる方からしてもちょっとシンドイ(忙しない)ものだった。

こうして辿り着いた3ピースで製作された、ニューアルバム「明日が聞こえる」。
アルバムを一通り聴きながら、パッと思い浮かんだ感想が。
「あぁ~、海北くんスッキリしだんだなぁ~」という、ちょっと笑っちゃう感想だった(笑)
ロストインタイムの曲(アルバム)は!
ボーカル・海北大輔のその時々の心情が良くも悪くも(?)色濃く反映されてると思う。
前作で、ズーンと重い言葉を、ある時は声高に叫んだアルバムからは一転。
とても清々しく、ごくごく身近な人に語りかけるようなアルバムが、今回のアルバム。
いや、その心情のふり幅が大きくて、もう笑うしかないみたいな。
今までのロストのアルバムの中では、1番といっていいくらい風通しの良い1枚かと。
これだけサラッと聴けてしまうロストのアルバムも珍しい。
もちろん、その中に“ロストらしさ(引っ掛かり)”というものはちゃんとあるんですがね。

ちょっと話が脱線するけど、少し古いお話を。
一昨年に行った、ロストが出演したイベントの開演前にある1枚のチラシを渡されて。
それは関西のイベンター・清水音泉の番台さんが、イベントの趣旨を説明するもので!
そのイベントの出演者は、ロスト、Cocco、ガガガSPだったの。
イベンターがイベントを企画する時は、アーティストに何らかの共通点を探すらしく。
その日のイベントのキャスティングの理由(共通点)は!
「何かを“大事”にする感覚を持った3組」だったそうなんです。

Coccoが地元の沖縄を大事にしてること。
そして、ガガガも地元の神戸を大切に想ってること。

じゃあロストの大事にしているものは??

それは、先の2組とはちょっと種が違って。
チラシにはこんな風に書かれていました。
「“時間”や“季節”や“風景”や“人”をとても大事に歌うロックバンドです」
「日本にしかあり得ないバンドだと思います」
と。
その“大事”にする感覚に他の2組との互換性を感じてキャスティングしたんだって。

これ読んだ時、僕も物凄く納得させられたのを憶えています。
だけど、個人的には前回のアルバムでは、その部分をあまり感じれなかったというか。
「人」としての部分は見えたものの、「時間」や「季節」や「風景」については・・・。
う~ん、大事にしてない訳じゃないけど。
個人的には、それを思い浮かべ難い部分があったアルバムではありました。
けど、今回のアルバムを聴いてると!
「季節」だったり、その「風景」が感じる(感じれる)。思い浮かべれる。
その個人的な感覚を、このアルバムを聴いて再び味わえたのがとても嬉しかった。


またまた前フリが長くなりました・・・ライブですよね、ライブ。
会場に入って陣取ったのが、ギターの三井くんの近くでした!!
別に意識してそこに行ったわけじゃないのだけど、何となくそこに居た感じ。
でも、よくよく考えてみると!
ロストのライブで前方に行く時は、ギタリストの前に陣取ることが多い気もする。
多分、ギタリストの手元を見るのが好きだから自然と行っちゃうんだろう。

Erik Mongrainの「AirTap!」の軽やかなギターの調べをSEに、メンバーはステージへ。
そして最初に演奏されたのが「合い言葉」。
今までのロストの曲に、こんな穏やかな印象を持った曲があったかぁ~ってくらい。
この曲を聴いた時のどっかスカッとする感覚が新鮮だったな。
アルバムの1曲目に収録されてるこれが、アルバム全体にある清々しさに繋がってる。

この空の青を あの雲の白さを
君にどうやって 伝えよう

ここのメロディと、この歌詞が個人的にはとても好きだ。
でも、ライブで聴くこの曲も結構なガッツリ感があった(いや、決して嫌いとかではなく)
音源とは違う、僕自身が感じた感覚として。

続けて「トライアングル」をやって、源ちゃんのあのドラムの音が鳴った・・・。
3曲目は、「約束」。
知ってる人も知らない人も。はい、このブログのタイトルはこの曲からきております。
LOST IN TIMEのカテゴリ-を辿れば、その理由は分かってもらえると思うので!
ここには敢えて書きませんけどね、書くとまた熱く語っちゃうしね(笑)
やっぱりこの曲を聴くと、ほんまグッとくる。
けど、その大きさは久々に味わう感覚でもありました。
この曲を聴きながら、前回この曲を3ピースのスタイルで聴いたのは何時だろう??
なんてことを思い出してた。

『あっ、秩父か・・・』

榎本っちゃんのラストライブだった場所。
今ままでライブに行って泣いてしまったのは、この曲をあの場所で聴いた時だけ。
だから、その記憶は僕の中で強く残っている。
あれ以来の3ピースでの「約束」。やっぱこの曲は3ピースの方がいいよ。
確かに5ピースの方が音数も多くて、迫力もあるとは思う。
でも音楽ってそれだけじゃなくて、その音の隙間から何かを感じることもある気がする。
僕にとっては、3ピースで鳴らされる音の方がより多くの感動を覚えるみたいだ。

二人歩いた 街並みや季節を 僕は忘れたくないんだよ

どうしようもない想いの中、嘆きの言葉ばかりが並んでる歌詞の中で。
これだけが、たった一つの願いの言葉。
やっぱこの「約束」は、この言葉(想い)を伝える為にあるんだと思うんですよね。


キャラバン」「一つだけ」「教会通り」。
「群青」や「きのうのこと」でドップリとロストにハマった人からして!
この流れは嬉しかった、このへんは三井くんの指先をやたら見てた気がする。

そして、「サンカク」と「忘れもの」の流れもよかったね。
曲間の『シ~ン・・・』と静まり返った、あの何とも言えない静寂。
あの雰囲気、空気感が個人的にはとても好きで!
ロストのライブを見たって、ああいう瞬間に感じたりする。

今回のアルバムと、今までのアルバムのちょっと違うとこと言えば!
「明日が聞こえる」は、作曲だけじゃなく、歌詞もメンバー共作の曲が多いこと。
「忘れもの」も、そんな曲の一つ。雑誌のインタビューで読んだんだけど!
源ちゃんや三井くんから、『これぞ、海北節!!』という言葉が聞きたいと言われたり。
海北くんが良い思い出の方向に歌詞を持っていこうとしたら。
源ちゃんから『なんで、(この曲を)良い思い出にしようとしてるの??
って、言われたりしたんだって。
結果、海北くんらしい(?)嘆きや、ちっとも前に進めないような歌詞になる。
でも、ロストの曲って!!
何か、後ろ向きならもうひたすら後ろ向きの方が、逆にとても前を向けたりしません?
僕の場合はそうで。そんな後ろ向きな気持ちをちゃんと受け止めるからこそ・・・。
きっと、ちゃんと前を向けるって感じかな。
いや、この日の海北くんのMCみたいに暗いことを暫定しつつも!
別に明るいことを否定してるわけではありません、僕も(笑)
でも多分、そんなロストらしさを源ちゃんも三井くんも、とても大切にしてるんだろうし。
この二人自身が、そんなロストの世界観が大好きなんやろね。


ここからは海北くんがベースから、キーボードに楽器を換えて演奏。
MCで、『大阪で僕がキーボード弾くのいつ振りか憶えてる人いますか??
みたいな事を言ってたけど、僕は思い出せなかった。
このブログは2005年から書いてるけど、それを読み返してみても分からなかった。
と言うことは、それよりも前ってことだ!
御堂会館の時とか弾いてたかな~、バナナホールで見た記憶はあるんだけど。
まっ、それだけ久しぶりだったってことだ。

」。
ということは、この曲の新録バージョンを(ライブで)聴くのも初めてってことか。
個人的に新録の方が好きなんです。やっぱいいね、この曲は。
そして、シットリと「然様ならば」。

色々あるけど あなたは生きている

この言葉と共に歌われた、「あなたは生きている」。
とてもシンプルな言葉なのに、何だか心を動かされるこの言葉。
こんな時、僕にはまだまだロストインタイムが必要なんだな~って思うんです。


年をとるごとに、後悔も増えていって
年をとるごとに、嘘をつくのも上手くなっていく
それでも、年ってとっちゃうんだよね

なんて風なMCから歌った歌が、「列車」だ。こんなん撃沈するにきまってる・・・。
そっから「証し」だもんね!色々と考えちゃうよ、今のことや昔のことも。

何にも持っていないだなんて 思わなくていいんだよ
歩いた場所 その全てが 君が生きる証

なんだからね。

次の「8月7日の夕焼けを君は見たか」って、面白い曲だよね。
歌詞が面白いとかそんなんじゃなくて、曲として面白い曲やなぁ~って。
今回のアルバムで他にこういうタイプの曲がないから、尚更そう思うのかな。

泣き虫」歌った後の!
(ライブを)楽しんでくださいと言いながら、こんな暗い歌を歌ってね
という苦笑い気味な海北くんの一言に、僕は思わずニヤリとしちゃいました。
いや、こんな感じが僕の思うロストのライブだよと(十分楽しんでるよ!と)

この後からのラストスパートも凄かった。
」に「線路の上」。あまりの熱唱に、終盤は海北くんが息切れする場面も。
(あっ、歌い終わってからね!)
誤解を恐れずに言うとね、「鳥」のサビの歌詞のような綺麗ごとも(すいません・・・)
ロストに歌われると、素直に受け入れられる自分が居ます。
そして、この日の「線路の上」は個人的にめっちゃよかったぁ~☆
出だし、ちょっとマイクから離れて歌う海北くんの歌声が良いな~と(綺麗だ~)。
最後、海北くんと、コーラスの源ちゃん&三井くんが違う歌詞を重ねて歌う部分。
前に「線路の上」を聴いた時、海北くんもコーラス部分の歌詞を歌っていて!
そんな風に変えたんだと思ってたけど、今回はオリジナルのバージョン通りに。
やっぱこっちのが良い感じやと思うよ。

手紙
細かく全部のMCは憶えていないので、書くことは出来ないけど!
この最後の部分は、記憶に残っている。

言ってしまえば、僕もあなた達のことを全く知りません
でも、それでも!僕はあなた達の幸せを願うんです

こんな言葉だったよね。

信じあった日々を 僕は忘れない
親愛なる君よ 幸せであれ


そして遂にラストの曲、「希望」。
この曲のタイトルは、源ちゃんが付けてくれたらしいですね。
“希望”というタイトルを持ちながら、この曲の歌詞はそのタイトルに副ってない。
でも、このタイトルがピッタリな感じがするから不思議だ。
不安な日々、うまく行かない日常だからこそ、きっと希望を持ってることが大切なんだ。
って、言われてる気がします。このタイトルから。

予断だけど、確か「列車」も歌詞とは関係なく、後付で付けられたタイトルなんだよね!
けど、あの曲もそのタイトルがピッタリとハマってる。


そして、アンコール。
海北くんが先にステージに戻ってきて、あとの二人を呼び込む感じで。
まずは、三井くんを。
ホント、三井くんには物凄く感謝してる様子でした!
仙台で自分のバンド・THE YOUTHの練習をしてから、東京にLOSTのリハに来たり。
仙台と東京を何往復もして、こうやってツアーにも一緒に回ったりしてるんやもんな。
昨日読んだ源ちゃんのブログによると!
一昨日の深夜に(ツアー)から東京に戻ってきて、即翌日に『リハに入らない?
と、(今日のツアーファイナルの為に)三井くんからご提案があったそうな。
ストイックやで三井・・・』って、源ちゃんの一言が面白かったけど。
しかし、メンバーより率先してリハを提案するサポートって(笑)
いや、凄い!!本当に凄い!!。ロストはめっちゃ恵まれているよね~。
今や楽曲制作の面でも、三井くんは欠かせない存在になってるし。
最早、バインのカネヤン&イサオスキー状態。
加入当初は、ロストのオリジナル通りに弾いてるってイメージだったけど。
去年あたりから、やっと三井くんらしさというか、彼のオリジナリティが見えてきて!
今回のツアーは、もう違和感なく見れた。

続いて、源ちゃん登場!!何故か脚立を持って。
その脚立に上り、『普段見下ろされているので、見下ろしてやりました』と、一言。
確かに、海北くんも三井くんもスラっとしてて背が高いもんね。
しかし、その後は相変わらずの“出オチ”っぷりでしたが(笑)
この男をずっと寡黙な男だと思っていた僕には、きっと人を見抜く力はない(爆)

そんなアンコールは、「羽化」から。
この季節にこの曲は、とても似合いますね~。

それから「ハロー イエロー」の前に言ってた。
ニュースも!今、僕の話してるの言葉にも!それには“主観”が入っています
だから皆さんも、それぞれの主観でそれを判断してください
みたいな、こんな言葉が印象的だったなぁ~。
別に誰も信用してない訳じゃないけど、人の言葉を全て信じるのは何か違うかなって。
今までも自分なりに感じて、判断して生きてきたつもりだったけど。
これからもそれでいいんだ、そんな風に生きていこうって、この時に何か思えた。

この曲に限らず、あの源ちゃんの『ワン、ツー!!
ああいうとこカッコいいよねぇ~、個人的に気持ちがグっと上がる感じになる。


さあ、んでもって!ダブルアンコール。
パッと、源ちゃんがステージに現れて!ちょっとカッコいいドラムソロを。
そして、あのドラムのリズム♪
そこに小走りに登場した、海北くんと三井くんがサッとベースとギターを抱えて。
ラスト、「」。

暗い曲だけど、何よりも3人が楽しそうに笑顔を見せながら演奏してるのがよかった。

僕のこの両手は 僕のこの翼は 僕のこの心は きっと汚れている

列車の前に言ったMCじゃないけど!
もう汚れてしまった、この両手や心でどうやって生きていくかなんじゃないかって。
そんな風に思うんです、純粋とは何ぞやです。
汚れた心で、何かを信じたり、頑張ってみたり、何かを守ってもいいんじゃないかな。


約2時間半、全23曲。大いに満喫しました。
見終わった後、「フワァ~」と力が抜けていく感覚。
もしかしたら久々に味わえたかもしれない。

前までよく見られた、歌詞の間違いとかも殆どなく。
すごく集中してライブしてるなって感じでした、その中でちゃんと楽しんでたしね。
やっぱ今回のアルバム聴いて分かるように、スッキリしたんだろうね、海北くん。
ホント、ついこの前までMCを上手く話せなくて!
自分の顔をビンタしてた男とは思えません(笑)

ちょっと前の雑誌のインタビューで笑ったのが。
海北くんが『最近、自分が器用じゃないってことに気づいたんですよ』って言ったら。
インタビュアーに!
周りの人は昔からみんな気づいてたと思うけど(笑)』って、返されてたとこ(笑)

そっ、この日のMCで本人も言ってたけど。
海北大輔という男は、ほんまに“めんどくさい男”なのだ。
でも、そこが人間味があって良い部分でもあるんだよね!
これからも、この男はめんどくさそうだけど(笑)
やっぱりそんなヤツが作る音楽が、僕は好きです(こっ、告った・笑)

ツアーも終わって、次は来月のスタークラブでのライブ。
オトナモードとの対バンだぁ~!!これまた楽しみにしています。


ほらね~、やっぱりライブレポはこんな事になるんだ(汗)
ここまで辿り着いたアナタは本当にチャレンジャー(笑)
イタイ日記を最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました(^^)
イタイと気づきつつ、最後まで書く自分。
誤字脱字は申し訳・・・。



セットリスト
01.合い言葉
02.トライアングル
03.約束
04.キャラバン
05.一つだけ
06.教会通り
07.ブルーバード
08.サンカク
09.忘れもの
10.声(新録)
11.然様ならば
12.あなたは生きている(Band Version)
13.列車
14.証し
15.8月7日の夕焼けを君は見たか
16.泣き虫
17.鳥
18.線路の上
19.手紙
20.希望

EC1
01.羽化
02.ハロー イエロー

EC2
01.翼

|

« マシュマロの日 | トップページ | 個人的にGWなのです »

「LOST IN TIME」カテゴリの記事

「音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122593/44410491

この記事へのトラックバック一覧です: LOST IN TIME @Shangri-La:

« マシュマロの日 | トップページ | 個人的にGWなのです »