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2008年6月18日 (水)

エイ・ミンツ・ザ・サン -aim into the sun-

2008年6月12日(木) 心斎橋@club jungle
suzumoku
2nd Album 『プロペラ』 発売記念 「エイ・ミンツ・ザ・サン -aim into the sun-」


知り合いの某女史に、「ライブレポ書けてないね!」とプレッシャーを掛けられてるので。
とりあえず、1番新しいライブから書こうかなと(笑)

先週は、suzumokuのワンマンライブに行ってきました!
2日前の10日は、東京で初のワンマンライブをしたsuzumokuですが。
その日のチケットは、なんとソールドアウト。
当初は東京だけの予定だったみたいですけど、熱い声に応えて(?)大阪公演も決定。

しかし、club jungleってどこですか??状態だったんですけど。
ファミマ目印にしてったら、あんな間隔で2軒もファミマがあるなんて(笑)
今年に入ってから、初体験のライブハウスが多いなぁ~。
jungleは小さい箱で、そこに置かれた椅子に座ってのライブ観賞となりました。
音響は、そんなに良いって感じではなかったかな。
でも!結構、好印象のライブハウスでした。

この日のワンマンライブは、ドラム&ベースを迎えたバンドスタイル!!
途中、suzumoku1人のギター弾き語りが入るというライブ構成でした。
suzumokuのワンマンということで、淡々と進んでいくと思ってたんですけど。
さすが(?)ワンマン、ちゃんと“サプライズ”が用意されていましたよ(笑)

1曲目、「酒気帯び散歩
この曲をsuzumokuが気持ち良さそうに歌ってる時、そのサプライズは起こった・・・。
なんと突然、suzumokuのマイクの音が飛んだのです!!
どうやら、suzumokuのマイクのブレーカーが落ちちゃったらしいんやけどね。
そのパプニングに!!
ステージから身を乗り出しそうになりながら、地声を張り上げて歌うsuzumoku。
笑っちゃダメだけど、あれは面白かった(笑)
曲の途中でマイクも復活して、何とか最後まで曲を歌い上げたものの。
最初のMCが『テンパってます』という言葉。
あのハプニングは、suzumokuをテンパらすのには十分だったらしい。
しかし、あんな事もあるんですね!!しかも、初ワンマンツアーの1曲目って(笑)

けど、そのテンパってる感じは、あくまでもMCだけのもので。
1度曲に入ってしまえば、いつもの落ち着いたsuzumokuそのもの。
ワンマンという気持ちの高ぶりはあったやろうけど!
相変わらず、歌声、演奏とも安定してる。彼の言葉はいつも通り、スッと入ってくる。
suzumokuって、とても歌詞を聴き取り易いアーティストですよねぇ~。
だからか、とても歌詞が届いてくる感じがあるんだよね。
2曲目の「西日工場の煙」。この曲も、そんな歌詞が届いてくる1曲でした。

ゆっくりでいい ゆっくりでいいから』 この言葉に、どれだけ救われるだろうか。


次の「セスナの空」は、ドラムのリズムがとても心地よかったな。
suzumokuの曲は、「これはギター弾き語りだけのが良いなぁ~」と感じる曲もあるけど。
この曲は、バンドの良さが出てる曲だと思いました。

昨日のワルツ」。この曲を聴くと、suzumokuの音の幅広さを感じた(感じる?)

そうそう、このツアータイトル「エイ・ミンツ・ザ・サン -aim into the sun-」
というのは、suzumokuが高校時代にデュオやってたらしく。
その当時のユニット名が、この「エイ・ミンツ・ザ・サン」だったそうですよ!
何気なくこの言葉を出したら、今回のライブタイトルになっちゃったそうです(笑)
エイ・ミンツ・ザ・サンでやってた頃は、ゆずのカバーとか演奏してたらしい。
そういえば、その当時の相方さんも昨日のライブに来てるって言ってましたね。


そして、次に演奏してくれたのが「適当に透明な世界
前回のライブで、この曲を初めて聴いた時・・・もう、やばかったですねぇ~。
最初のね、ギターの音を聴いただけで、なんか涙腺に触れるというか。
めちゃめちゃ切なくなるんですよね。
前回は、suzumoku1人の弾き語りだったんですけど!
今回は前半がギターのみで、途中からベースとドラムの音が入ってくる感じだった。
意外と(?)ベースの音が入ったのもいいなぁ~と思ったわけですが。
ただ、曲の最後の方でドラムの音が盛り上がっちゃうアレンジだったんですよね(汗)
個人的に、この曲は淡々とした流れの中で、感情の揺れを感じたいというか。
この曲の中の世界の揺れも、自分自身の中の揺れも。

例えば、この曲の歌詞にある『僕はただ・・・ 君もただ・・・』のように。
「ただ・・・、どうした」というとこを描ききらないとこに、この曲に良さがあると思うし。
感情を出し切らない部分が好きだから、suzumokuのこの曲の歌い方にしても。
だから曲中を通して、そのトーンを貫いてもらえると嬉しいかも。
けど、バンドスタイルの音も意外に好きだったのも確かです。


ここからは、1人でのギター弾き語りで。
suzumokuも椅子に座って、ゆったりと・・・とはならず!
suzumokuのアグレッシブなギターと、ギターテクニックにくぎ付けでした。
次の曲の「退屈な映画」は、“suzumoku創世記”の頃にできた曲で。
suzumokuが、suzumokuと名乗りだした頃からある曲なんだそうです。
今までの曲が薄っぺらく感じて、それまでの曲を全て捨てて。
そして出来た曲がこの曲だった、みたいなことを言ってました。
自分にしては、“攻撃的な曲”みたいなことも言ってたっけ。

それから、インスト曲の「Complicite」なんですが。
もう“超絶ギター”。ギタリストとしてのsuzumokuの才能を改めて垣間見ました。
この曲の時、お客さんがsuzumokuの手元を覗き込むように見てた(笑)
そういう僕も!音を感じながら、suzumokuの手元にくぎ付け。
良い、すごく良い♪できれば、「Blue box」も聴いてみたかったなぁ~。
これから曲数が少ないイベントライブなんかでも、インストやるべきなんじゃない??
なんて、思いましたけどね。絶対、みんなくぎ付けにしちゃうと思いますよ!

この「Complicite」は、“共犯者”という意味らしいんですが。
このライブの共犯者である皆さんは、この曲を聴かなければ』という風な事を言って。
上手いこと言った風だったけど、実際はあまり上手くない』と、自らツッコミを(笑)
クスクスと笑われるのが大好きな、suzumoku。狙い通りの笑いを獲得しておりました。


そして、ここからは2曲続けて、未発表の曲を。
この、1人で演奏する時間だけは「何やってもいいよ!」って言われてたらしいです。
だから、結構その日のsuzumokuの気分で選曲されてる印象を受けました。
ギター弾き語りやる前に、『ここからは僕の独壇場です』って言ってましたからね(笑)

まず、1曲目が「幻灯機」という曲で。
suzumokuの自宅の近くに、小学校があるんですって!!
で、ある日、自宅近くを散歩してると、ちょうど小学生達の下校時刻と重なって。
そんな時、1人の小学生が言った一言から、この曲を作ってみたそうです。
その言葉は、確か『また明日ね!』とか『また遊ぼうね!』かだったと思いましたが。
曖昧ですいません(汗)。この曲は、そんなフレーズから始まりました。
曲調的には「ユーカリ」のような、優しい温かさのある曲でした。
好きですねぇ~、こういう曲。

そして、もう1曲の未発表曲が「夜明けの雨」という曲。
この曲も「退屈な映画」と同じ時期くらいにできた、古くからあった曲なんだそう。
サイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」だったかな??
の、あるギターのフレーズを使って1曲できないかなと思い立って。
そして作ったのが、この「夜明けの雨」という曲なんだって言っていましたよ。


ここで、ギター弾き語りは終わったんだけど。
この弾き語りの中のMCで、咳が止まらず、何回か続けて咳き込むシーンがあった。
そのちょっと前のMCで、suzumoku自身が『最近、喉の調子が悪い』って言ってたね。
ただ聴いてる側からしたら、「退屈な映画」とかビビるくらいの声出てたしね!
最後の方の「週末」で、少ししんどそうな気配を個人的に感じたくらいでした。

病院に行ったら風邪やって言われて、薬貰って飲んでたけど回復せず。
色々考えて、やっぱ原因は『タバコかな』という結論に達したとかで。
昨日から禁煙してるって話してました。
お気に入りのライターも友達に預けて、監視してもらってるんやて。
まあ歌い手さんだけに、やっぱり喉の不調は心配なところです。
早く回復して欲しいし!これからも気もつけて、良い声を保ってもらえればと思います。


この後、ドラムのKENさんのみを呼び込んで、2人で「ユーカリ」を。
が、またまたここでもハプニングが。
この曲を歌ってる途中、suzumokuのギターが急に「ガクッ」と下に下がったの。
どうやら、ギターストラップがハズレたらしく!!
そのまま演奏して、間奏中に笑いながらそれを直していました(笑)
おかげで、いい歌なのに、「ユーカリ」が面白い歌になってしまいましたよ。
でも、ホンマに色んな事が起こるライブですな。

続いて、ベースの方も呼び込んで、バンドで「素晴らしい世界」という曲を。
この曲も未発表曲ですが、どれだけ良い曲を作るんでしょう、彼は。
この日、聴かせてもらった未発表曲、全てが心を動かされる曲でしたからねぇ~。
特に、この「素晴らしい世界」は、バンドでこその曲のような気がした。
suzumokuの場合、歌声やギターがとても安定してる為に!
「この曲は弾き語りの方がいいかな」って、思う曲も多くあるけど。
この曲は違う、「週末」と同じくらいバンドでよりその良さが出てる風に思えました。

この「素晴らしい世界」は、その「週末」と対比(?)した曲なんだそうで。
「週末」は、今の世界の影の部分が描かれてる曲だと思うんだけど!
一方、「素晴らしい世界」の主人公が見つめてるのもまた、「週末」と同じ世界なんです。
ただ、曲の中で描かれてる世界は「週末」とは真逆のものになっている。
suzumokuも『(この世界を)無理やりにでも、強引にでも好意的に捉えてみた
と、全然言葉は違うと思いますが・・・そういう風なことを言っていました。

同じ世界を見ていても、見かたや捕らえ方で、全く違ったものに映ります。
勿論、痛みや悲しみが消えてなくなるわけではないけど。
同じ涙でも、きっと嬉し涙だって、この世界には沢山溢れているはず。
それが、「素晴らしい世界」という曲なんだと僕は思いました。

次の「盲者の旅路」。そしてラストの「週末
少し優しい曲調の曲が続きましたが!
この2曲は、やっぱりsuzumokuならではの2曲だなぁ~と思います。
個人的に、suzumokuを知った2曲でもあるので。
けど、感想は分かれて、「盲者の旅路」は弾き語りがやっぱ好きで。
「週末」は、この日のようなバンドで聴きたいなと。
完全に個人的な好みの問題なんですけどね。
この日も、この2曲が持つチカラをめちゃめちゃ感じて帰ってきましたから。


そして、アンコールへ。
あっという間にステージに舞い戻ってきた、suzumokuとバンドメンバー。
そのsuzumokuが言った言葉は。
最初の“アレ”、ビックリしましたね。悔しいので、もう1回やりたいと思います
ということで、この日2度目の「酒気帯び散歩」を演奏!!suzumokuのリベンジです。
勿論、今度はブレーカーも落ちる事はなかった(笑)
ハプニング続出だったけど!その分、お得感のあるライブだったなぁ~。

で、この後、『ここからがアンコールですよ・笑』という一言が入って。
ラスト、「レイニードライブ
この曲、今回でライブで聴くのが3度目だったんだけど。
1度目より、2度目。2度目より、3度目と。
聴くごとに曲が成長していっているように感じる。

人が歩み行く日々を、雨の日のドライブに準えた1曲。
メロディとか、とてもシンプルに作られてるんだけど、それがまた心地よくて。
後半の間奏とか、めちゃめちゃ好きなんですけどね
ずしりとくる言葉を、カーラジオからのフレーズで描いてる作詞センスには脱帽。
素敵な1曲を最後に届けてくれて、ありがとうという気持ちになりました。


トータル80分って、短いかな??僕は少しだけ短く感じた。
5時間くらいライブやってくれても、全然ついてきますよって感じなんで(笑)
でも、満足度は言うまでもないですね!ワンマンは、やっぱいいっすねぇ~。
また、関西でワンマンをやってくれることを願ってます。

最近、赤い尖ったメガネと、赤い尖った帽子を付けるのが大好きで
というフリから上手いこと言おうとして、「まあいいや」的に途中で挫折し。
普通に『pe'zmokuなんですけど』と言ってしまった、suzumoku(笑)
も、加入するpe'zmokuなんですけど~。
7月9日に遂にデビュー。suzumokuは、ソロに先立ってメジャーデビューですね。
ソロと違って、軽くなっているらしいsuzumoku。
なんたって、“moku”だからね!suzuも付いてないし』とは、mokuさんの談。
そちらの活動も含めて、この男からまだまだ目が離せません!!



セットリスト
01.酒気帯び散歩
02.西日工場の煙
03.セスナの空
04.昨日のワルツ
05.適当に透明な世界
06.退屈な映画
07.Complicite
08.幻灯機 (未発表曲・表記不明)
09.夜明けの雨 (未発表曲・表記不明)
10.ユーカリ
11.素晴らしい世界 (未発表曲・表記不明)
12.盲者の旅路
13.週末

EC
01.酒気帯び散歩
02.レイニードライブ

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