世界に胸を張って!!
僕は、スポーツ好きなんで、よくスポーツ関連の雑誌などを読むんですけど
その中でも、よく読むのが「サッカーマガジン」と「Number」なんです。
で、この前、本屋で買ってきた「Number 636」この本に載っている、ある記事のことを。
福田 健二
この名前だけでピンとくる人は、かなりのサッカー好きか、福田さんのファンの人やと思う。
福田さんは、名古屋グランパスでプロ生活をスタートさせて、その後はF東京、仙台。
今は、メキシコの2部リーグ・イラプアトでプレーしている、サッカー選手です。
本大会メンバーからは、惜しくも外れてしまったけど、シドニー五輪代表にも選出されてた。
ヴィッセルにいる、平瀬とも一緒にプレーしてたね。
僕が思ってた、正直な福田さんのイメージを言うと!!
名古屋、F東京でプレーしてた頃は、持ち味を出したプレーを見せていたけど、
F東京→仙台に移ったあたりから、ちょっと精彩を欠いてたなぁ~って印象でした。
でも、今回の「Number」を読んで、少し衝撃を受けたし、印象が少し変わった。
ナンバーノンフィクション。タイトルは「遺書」
最初、なんで「遺書」なんや??って、思った・・・ その意味は、読めばすぐに分かった。
福田さんのお母さんが、福田さんが小学5年の時に自殺したということ
そのお母さんが福田さんに、たった3行だけ残した遺書。
「好きなサッカーで 世界に胸を張れる 選手になって下さい」
お兄さんには、原稿用紙3枚の遺書が残されたけど。福田さんは、この3行だけやった・・・
小学生の時に親が自殺するなんて、どんな気持ちなんやろう??
自分の同じ時期を想像すると、きっと耐えれなかったやろと思う・・・
けど、福田さんは、ほんとにプロサッカー選手になった。
これは、ほんまに強い人にしかできひんと思う。それか、強くなるしかなかったのかもしれん
けど、こんな事を書くと同情してるみたいで、福田さんに悪い気がする・・・
もちろん、福田さんはそんなことは少しも望んでいないやろからね!!
だから、僕はサッカー選手としての福田さんをこれからも見ていきたい☆
福田さんは、まだ27歳。
今、代表で活躍している大黒選手も札幌にレンタル移籍してた時は、左サイドハーフを
やらせれたりと、決して簡単に今の位置にいるわけじゃない。
WCで活躍した、鈴木選手も10回近くの移籍を繰り返して、代表になった。
サッカーって、チーム戦術や監督と合わなければ、持ち味を出せないことがよくある
逆に、フィットすれば大黒さん、鈴木さんみたいに成長できることもあるんですよ!!
だから
「なんで母ちゃんはオレにサッカーのことしか伝えなかったのか、今も聞いてみたい。
けど、自分の中にある情熱を誰よりも早く、優しく見抜いてた人だったのかなとも思います
サッカーがあるからこそ自分がある、だからナアナアにはできない。
オレはそういう風に考えるようになりました。
サッカーで全てがつながっているんです」
こんなに強い人なんだから、きっと活躍してくれると僕は思っています!!
もし興味を持った方は、今売っているNumberを読んで見てください。
あぁ~ ほんとは福田さんみたいな選手が、ヴィッセルには必要なんやけどなぁ・・・
気持ちやプレースタイルが。
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